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【学校に通わず12歳までに6人が大学に入ったハーディング家の子育て】目から鱗の子育て方法!

こんにちは、ご訪問いただきありがとうございます。本日は

 

学校に通わず12歳までに6人が大学に入ったハーディング家の子育て

キッチナー・ハーディング  モナ・リサ・ハーディング  紀伊国屋書店

 

という本について書きたいと思います。

この本のすごいところは、タイトルにもあるように、アメリカのハーディング家の10人の子供のうち、上の子6人が学校に通わずに大学に入学したという驚きの子育て方法を紹介しているところです。

 

この本の特徴としては、主に「ホームスクーリング」で子育てをし、その中で社会性や人格形成といった、一般的には学校+家+地域活動といった養育の過程の主だった部分をホームスクーリングで行っているという点です。

 

面白い点は、さらにこの子供たちの大学卒業後の進路もエンジニア、医師、建築士など様々な分野で活躍をしている、という部分で大変魅力的です。子供の才能を最大限に開花させていく子育て方法かな、と個人的には思いますね。

 

さらに特筆すべき点は、子供たちが元々天才的な才能を持っていたというわけではないらしく、ほとんど子育てやホームスクーリングによる教育による過程の中で習得していったものというところです。さらに親子でボランティア活動をするなど、社会へのアプローチもおろそかにしていないのがすごいです。

 

もちろん、いろいろと苦難はあるし、大変ではあるみたいなのですが、僕自身この本を読んでみて「教育や子育ての一つのかたちだな」ということを強く感じました。日本だと、制度や法律の点で難しい箇所もあるかもしれませんが、今後徐々に広がっていく部分もあるんじゃないかな、とも思います。全部でなくても、部分的にも取り入れられる点は取り入れられたら随分子育てが変わっていくんじゃないかな、と。

 

ってなわけで本日は、子育ての本の一冊を紹介させていただきました。今週もあと少しですね。元気に過ごしていきましょう。それではまた!