読書でハッピーライフ

~本を読んで豊かな日々を~

【未来に通用する生き方】より3つの「しごと」に対するとらえ方を学ぶ

 

こんにちは、ご訪問いただき誠に感謝いたします。今回は自分の将来や未来についてふと考えた時に、その一助になる本を一冊紹介したいと思います。今回紹介する本の中には、ヒュッゲ(Hygge)と呼ばれるデンマーク人の幸福感をあらわすライフスタイルをもとに、働き方や幸福について書かれています。さて、今回紹介のその一冊とは

 

未来に通用する生き方  島崎信    クロスメディア・パブリッシング

            中島健

 

になります。

僕が本書に興味を持った理由はいくつかあるのですが、その中の一つである、ヒュッゲ(Hygge)と呼ばれるデンマーク式のライフスタイルが魅力的に感じました。ヒュッゲの考え方や概念は一言では説明が難しいですが、かいつまんで言うなら、「大切な人たちと暖炉などの火を囲んで団らんを楽しんだり、散歩などをしてゆっくりとした時間の中でお互いに語ったりしながら満ち足りた時間を過ごしていく」といった形でしょうか。

 

この本は2017年に初版発行されているのですが、この年の一年前の2016年は、デンマークは世界の幸福度ランキング世界一になっており、2017年も2位、そして2022年も2位と常に幸福度が高い国です。まさに、未来を考えていく上でこの幸福を見据えた生き方というのは、とても重要なファクターな気がします。

 

そして将来的に自分が行っていくべきこと、すなわち「しごと」になるわけですが、本書には、この「しごと」に向き合う生き方・考え方が3つ書かれています。

 

①仕事・・・・・・生活の糧を得るため、はたらくこと。

 

②私事・・・・・・健康の管理・家庭・家事・趣味や余暇を含めた、あなたの個人的な事柄。

 

③志事・・・・・自分の好きなことで長続きするたのしいこと。それが、世の中の何かのため、誰かのため、そして未来のためになる。そういう旗印としての、他者にも伝わる志の活動。

 引用元: 未来に通用する生き方 島崎信著 中島健祐著 

     (クロスメディア・パブリッシング)

 

自分が将来に向けて上記のような活動を行っていき、それが幸福な生き方に通ずるという、正に未来に通用する生き方に繋がっていく、という感じですね。僕自身もそうですが、日々の暮らしのリズムや考え方、ライフスタイルそのものを見直していき、より良い未来を過ごしていきたいなぁ、とこの本を読んで思いました。

 

誰しも将来的な不安はあるかもしれません。ですが、生き生きとワクワクしながら過ごしていけるよう、再度自分の生き方を再考していきたいものです。この本は他にもデンマークの知恵や、ライフスタイルも紹介されていたりするので、興味のある方はご一読ください。それでは、今週も残り元気に楽しく過ごしていきましょう。