【成功する人は、なぜジャンケンが強いのか】脳や運から見る勝ちグセを考察する

こんにちは、ご訪問いただきありがとうございます。本日で40回目となりました。僕の拙い文章を読んでいただいている方、本当に感謝申し上げます。これからも頑張って記事を書いていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。さて本日紹介する本は

成功する人は、なぜジャンケンが強いのか　（青春出版社）　西田一見

です。

著者の西田一見さんは、株式会社サンリの代表取締役社長を務められており、大脳生理学や心理学に基づいた科学的なメンタルトレーニングの研究をされている方です。Jリーガーや、プロ野球選手、プロゴルファーなど、トップアスリートの人たちをはじめ、経営者や芸能人、受験生などのサポートもされていたりするので、知っている方も多いのではないでしょうか。

本書は、基本的には運の要素が強い勝負ですが、そのような勝負の世界でも強い人、弱い人が生まれるのだそうです。ジャンケンが強い人は、それまでの人生で勝ちグセを気づいている可能性が高く、「自分はジャンケンが強いんだ」という思い込み、信念が強く、そのメンタルの強さが正に勝ちを引き寄せているのだとか。

ジャンケンはあなたにとって、人生の中で大きな勝負でしょうか、小さな勝負でしょうか。たぶんジャンケンで人生が大きく左右される、ということはあまりないかもしれませんが、たとえ小さな勝負であるジャンケンのような勝負にこだわって、勝ちグセがついているかどうか、はとても重要なようです。なぜなら、強運者や成功者は間違いなく、この勝ちグセを身につけているからだそうです。

本書には面白い話が書かれていて、人生において様々な局面をくぐり抜けてきた人たちに「ジャンケンが強いか」といった質問をすると、「強い」と回答する方が多いそうです。その一説がこちらで、一部本文から引用させていただきます。

実際、人生におけるさまざまな勝負に勝ち抜いてきた経営者やスポーツ選手に、「ジャンケンは強いほうですか？」と聞くと、「強いです」と答えることが多いです。彼らは、「自分がジャンケンが弱い」とは、絶対に考えません。そんな弱気では、勝負に決して勝てないからです。

　引用元：　成功する人は、なぜジャンケンが強いのか　　西田一見著　　青春出版社

また、本書では他にも、勝ちグセとはどういうものかの解説や、AKB48の「じゃんけん大会」にまつわる話など、色々なアプローチがされていて読んでて「なるほど」と思わせてくれる一冊かな、と思います。運を良くしたい人や、正に勝ちグセを身につけたい人はぜひ読んでみてください。

西田一見さんは他にも、脳をだませばやせられるといったコンセプトのダイエットの本「脳だまダイエット　脳をだませばやせられる（イースト・プレス）」など、興味深い本をいくつか執筆されているので、そちらもオススメです。

それではみなさま、今週も頑張って元気に過ごしていきましょう。