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【私の財産告白】不朽の名作を読んで「財産」とは何かを考えてみる

こんにちは、ご訪問いただきありがとうございます。さて本日は本多静六さんの著書

 

私の財産告白  本多静六  実業之日本社

 

について書きたいと思います。

有名な本なので本屋さんでみかけた方や、一度は手に取った方もいるかもしれません。著者の本多静六さんは、林学者、造園家、株式投資家として知られ、東京にある日比谷公園をはじめ、様々な公園の設計や改良に携わっておられる方です。

 

そして給料の4分の1を天引きする「4分の1天引き貯金法」を実践していき、この貯金で貯めた資金を株などに投資し、資産を築いていった方でもあるのです。すごいですね。

 

この本の面白いところは、書かれていることに特別なことはほとんどなくて、むしろ当たり前のことが当たり前のように書かれているところです。例えば、人の意見をよく聞くこと、一時的な流行物の危険性など、そういった先生や親などが日常生活で教えてくれそうなことを、きちんと説いている感じです。

 

さらに、お金に対する考え方、お金持ちに対する考え方、投資や財産についてなど、色々な切り口で「お金」について考えさせてくれます。さらに言うと、お金を稼ぐ必要性であったり、そのための習慣、仕事や人間関係といった、僕たちがいつも何気なく暮らしている中でどうすればいいかのヒントを色々と提示してくれています。

 

この本は、自己啓発書とスピリチュアル的な教えの部分の両方を兼ね備えた本と言えそうですが、どちらかというと実践的な経済書に近い感じです。小手先のテクニックというよりかは、日常生活でどういう心持ちでどのように考え、どのような習慣で暮らしていくか、といった深みのある過ごし方を教えてくれている、といった印象がありますね。読んでいて「なるほどな」と思わせてくれます。

 

この本は、普通に読んでも面白い本なので、あらゆる方にオススメです。色々なことを考えさせてくれる一冊かな、と。

 

ってなわけで、本日は私の財産告白について書かせていただきました。明日は祝日なので休みの方も多いかと思いますが、気を抜かずに元気に過ごしていきましょう。それではまた!