読書でハッピーライフ

~本を読んで豊かな日々を~

【深夜特急】なつかしの旅のバイブル的小説でトラベル心を奮い立たせる

 

※写真はイメージです

 

こんにちは、ご訪問いただきありがとうございます。本日は、旅について書きたいと思います。そして、その中でもやはり当時バイブル的存在にもなっている

 

深夜特急  沢木耕太郎  新潮文庫(株式会社新潮社)

 

を紹介したいと思います。

言わずと知れた名著ですね。何の説明もいらないくらい有名な本です。旅行ではなく、まさにこれこそが「旅(たび)」と教えてくれたバイブルそのものだと個人的には思っております。

 

この本の良いところは、やはりノンフィクションとしての実体験を綴っている点でしょう。リアリティがあって、読み進めるたびにどんどんストーリーに引き込まれていきますね。本当にいい作品だな、といつも思います。

 

さらに、このシリーズの良いところは、各地域の当時の様子が、かなり事細かに知れるところかな、とも思います。実際にその場所を旅したことなくても、その場所にリアルに行った感じになれる臨場感も味わえるのがイイ点かな、と。

 

僕が最初にこの本を読んだ時、最初の香港やマカオの時点でかなり興奮した覚えがありますね。はじめて読んだのは学生の頃だったんですが、旅の始まりからすでに面白い・・・たぶんこれがノンフィクション小説の魅力なんだろうな、と感じました。

 

たしか1996年くらいにドラマ化もされて、大沢たかおさんが主演で放送されていたのも印象的です。このドラマも僕の中ではかなり面白かった。映像で見ると、また違った良さがありましたね。これも個人的にはいい思い出です。また機会があれば見返してみようかな。

 

ふと感じたんですが、「旅」と「旅行」って似ているようで違うものだなと、考えています。僕的な解釈ですが、やはり「自分探しの旅行」というワードがあまりしっくりこないことを考えると、旅のほうがやはり壮大で無目的で未知への挑戦みたいなイメージがあります。むしろ、旅そのものが目的ですらある、そんな解釈です。

 

人それぞれ旅と旅行の定義やイメージは違うかと思いますが、上記のような意味での旅は久しくしていないな~と最近思います。やはり旅をすることで、人間性が磨かれる気がするし、人生をより良く生きる気づきがたくさんあるんですよね。もちろん、旅行も面白くて大好きなので、この春の時期にどこかには行ってみたいです。

 

ってなわけで、今日は旅について少し書いてみました。今日から3月が始まりましたので、これからどんどん暖かくなって過ごしやすくなってきますね。体調に気をつけながら今週も頑張って乗り切っていきましょう。それではまた!