読書でハッピーライフ

~本を読んで豊かな日々を~

【漫画・アニメ 修羅の刻】改めて読むと、歴史上の人物との絡みが絶妙でかなりおもしろい

こんにちは、ご訪問いただきありがとうございます。本日は僕の好きな漫画(アニメ化もされているのでアニメも)

 

陸奥圓明流外伝 修羅の刻  川原正敏  講談社

 

について書きたいと思います。

この作品は「外伝」という言葉がタイトルに付いている通り、「修羅の門」のスピンオフ的なストーリーになっています。

 

この修羅の刻は、修羅の門に登場する、何年にも渡り不敗とされる架空の古武術陸奥圓明流」の継承者・陸奥九十九の先祖に当たる陸奥圓明流の使い手たちが、歴史上の様々な猛者たちと絡み、ストーリーが展開していくというものです。この絡み方が絶妙で、物語の進み方が、実話(歴史的史実)部分にうまく融合してて、実に面白いです。

 

しかも、この修羅の刻宮本武蔵編、風雲幕末編など、短編小説のように独立した話が幾つか掲載される形式をとっていて、それぞれの話に歴史的剣豪が数多く登場してくるのがイイんですよね。例えば、宮本武蔵坂本龍馬新選組とか・・・

 

陸奥圓明流が、無手で剣などの武器を使わない武闘スタイルなのも恰好良くて好きですね。ありえない体勢から蹴りを繰り出したり、対戦相手の剣の突きを手で受け止めたり、「無手でここまでできるんかぁ」と逆に感心してしまいます。でもそこに魅力があって引き込まれるんだよなぁ。

 

今まさにYouTubeで3月16日までアニメもアップされているんですけど、やはり漫画では味わえない動きが楽しめるのでアニメ版もかなりイチ押しですね。格闘系の漫画は、やはりアニメで動きがある方が見ていて面白い、っていうのが個人的な感想です。アニメも今見返していますが、かなり楽しいです。

 

僕が気に入ってるのは、この修羅の刻に出てくる陸奥圓明流の使い手のキャラクターそれぞれが、みんないい味出してる、っていう点なんですよね。出てくる登場人物みんな権力や金とかには興味なくて、ただただ強いヤツと戦いたい!っていう思いで生きてる人たちばかりで、みんなカッコイイ・・・まさに自分の軸で生きてるっていうか、憧れる部分が多いです。

 

この作品を読み返そうと思ったきっかけは、YouTubeでアニメがアップされていたのも理由の一つなんですが、やはり今のご時世で、僕自身の自分の生き方を考えるきっかけにもなりそうだな、って感じた点が大きいです。歴史とも絡んでいるので、当時の人たちの生き方や考え方を再発見しながら色々な生き様を肌で感じられる部分がありますね。

 

ってなわけで、今日は僕の好きな漫画の一つについて書きました。興味のある方はぜひ一度読んでみてください。それではまた!