読書でハッピーライフ

~本を読んで豊かな日々を~

芥川賞と直木賞。芥川賞は井戸川射子さんと佐藤厚志さん、直木賞は小川哲さんと千早茜さん

 

こんにちは、さて第168回「芥川賞直木賞」の受賞が1月19日に発表されました。芥川賞は、井戸川射子さんの作品「この世の喜びよ」、佐藤厚志さんの作品「荒地の家族」が受賞。そして直木賞の受賞は、小川哲さんの作品「地図と拳」、千早茜さんの作品「しろがねの葉」が受賞となりました。

 

いずれの作品も恥ずかしながら僕はまだ読んでないのですが、芥川賞の「この世の喜びよ」は、ショッピングセンターの喪服売り場で働く女性とフードコートずっと座っている少女の交流を描いたものとのこと。会見の映像では、この作品が二人称で書かれている点にも注目されていたので、ぜひとも一度読んでみたいです。

 

「荒地の家族」は、仙台市で書店員として働きながら執筆した佐藤厚志さんの作品ですが、この本も興味深いです。震災がテーマになっており、宮城県沿岸部に住む40歳の植木職人が主人公で、元に戻らない苦しさ等を描いている作品です。

 

直木賞の「地図と拳」は、満州の架空の都市を舞台にして空想×歴史という世界観で描かれる作品ということですので、これから読んでみようと思ってます。

 

もう1つの直木賞受賞作「「しろがねの葉」は、島根県石見銀山を舞台に、戦国末期、山師に拾われ、過酷な環境や時代に抗いながらもその中で成長していく、ひとりの女性の生き様を描いた作品です。この作品もこれから読もうと思うので、全部の作品4冊全部読む感じです。

 

最近は中々じっくりと本を読む時間が取れずにいましたが、何とか隙間時間を見つけて、色々な作品に触れていきたいと思います。