【人を育てる という考え方について】家庭、学校、職場・・・様々なシーンで痛感する重要なこと
こんにちは、ご訪問いただきありがとうございます。さて、本日はタイトルにも書いた通りですが、今単純に自分が思っていることを書きたいと思います。
「人を育てる」
言葉で書くとかなりシンプルですが、重要なテーマですよね。
親が子供を育てる、先生が生徒(もしくは学校という機関が、生徒を)教育する、職場の先輩や上司が、部下や新人を育てる、といった感じで、様々な場面で使われます。
僕自身も、色々考えさせられることが多くあります。「育てる」という言葉には、教育や養育、育成、といったように、結構多種多様に用いられますが、一般的に人を育てるというのはどういうことなのか・・・
難しいですが、僕的には人を育てるという行為は、それ自体、その人(教える人、育てる人)自身、育成だ、という風に考えています。
簡単に言うと、「育てる人自体が、逆に育成される機会をもつこと」だということです。
これは紐解いていくと、結構難しくて、要は家庭でも、学校でも、職場でも、「育てる人自身に与えられている課題」ということですね。
日常的に、親なり先生なり、上司なりが、教えたり指導して人を育成していく中で、その人たちが、自分の思い通りに行動してくれることって中々ありません。
まぁそりゃそうですよね。親子といってもそれぞれ別人格の人間ですし、そもそもきちんと教えれば教えるほど、その人がきちんと理解していってくれれば、自分で物事判断できるようになったり、分別がつくようになったりするようになっていくわけですから。
自らの主体性や自主性のもと、物事考えられるようになればなるほど、自分の主張や考えもしっかりしてくるので、それを育成の末の成長と捉えられるかどうか・・・
そういう意味で、育てている側(教えてる側)の人間が、逆に自分が様々な面で教えられることの方が多いことに気付き、人間性が育っていく、という感じだと思うんですよね。
こういう状況って、もちろんお互いにとって良い学びの場だと思いますし、何より、人を大事にしているってことから生まれてくることですから、こういう部分をおろそかにしないで日常を過ごしていきたいな、と感じます。
ってなわけで、8月ももうすぐ終わってしまいますが、みなさま元気に過ごしていきましょう!!